category: 小説・文学  1/28

呉勝浩「ライオン・ブルー」

呉 勝浩 「ライオン・ブルー」(角川書店)警察は交番が一番や。誰かを守るのに、最も近くにいてやれる。生まれ故郷である田舎町の交番に異動した澤登耀司、30歳。過疎化が進む町で、耀司の同期・長原が姿を消した。県警本部が捜査に全力をあげるも、長原の行方は分からなかった。事件に巻き込まれたのか。それとも自らの意志なのか。耀司は先輩警官・晃光の言動に不審を抱きながらも、長原失踪の真相を探っていく。やがて町のご...

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篠田節子「長女たち」

篠田節子「長女たち」(新潮文庫)親が老いたとき。頼りされるのはもはや嫁でも長男でもない。無責任な次女、他人事の兄弟…追いつめられた長女の行く末は?痴呆が始まった母のせいで恋人と別れ、仕事も辞めた直美。父を孤独死させた悔恨から抜け出せない頼子。糖尿病の母に腎臓を差し出すべきか悩む慧子…当てにするための長女と、慈しむための他の兄妹。それでも長女は、親の呪縛から逃れられない。親の変容と介護に振り回される女...

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嫌われた男たち

吉川永青『治部の礎』(講談社)― 豊臣家への「義」か、はたまた自らの「野心」からなのか。覇王信長の死後、天下人を目指す秀吉のもと、綺羅星の如く登場し活躍する武将たちを差し置いて最も栄達した男、石田三成。彼の「眼」は戦国を優に超えていた ―BOOKデータベースよりおもしろかった!!細部に渡り、すごく丁寧に書かれているので戦のシーンを思い描きながら、一気に読み進めることができました。石田三成が「和讒者(わざ...

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世界のすべてのさよなら

白岩玄 『世界のすべてのさよなら』(幻冬舎)― 離れたくなかった。 失いたくなかった。 人生は痛みによってそれらしくなっていく 別れと後悔の先のストーリー。 『野ブタ。をプロデュース』の著者、新境地。 30歳になった同級生四人の物語。 会社員としてまっとうに人生を切り拓こうとする悠。ダメ男に振り回されてばかりの翠。 画家としての道を黙々と突き進む竜平。 体を壊して人生の休み時間中の瑛一。 悠の結婚をきっかけに、...

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本、映画の話などなど・・・少し修正しました。

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映画『メアリと魔女の花』観てきました。(原作を読んでいないのに、ちょっと辛口の感想です)― 7年に1度しか咲かない花「夜間飛行」を見つけた主人公のメアリが一夜限りの不思議な力を手に入れて魔法世界の最高学府「エンドア大学」への入学を許可されるがメアリのついた嘘によって大事件が起こる ―分かりやすいストーリーでした。102分の中にギュギュッと詰め込み過ぎかな。(キャラクターにもう少し踏み込んだら、おもしろ...

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