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篠田節子「長女たち」

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篠田節子「長女たち」(新潮文庫)

親が老いたとき。頼りされるのはもはや嫁でも長男でもない。
無責任な次女、他人事の兄弟…追いつめられた長女の行く末は?
痴呆が始まった母のせいで恋人と別れ、仕事も辞めた直美。
父を孤独死させた悔恨から抜け出せない頼子。
糖尿病の母に腎臓を差し出すべきか悩む慧子…
当てにするための長女と、慈しむための他の兄妹。
それでも長女は、親の呪縛から逃れられない。
親の変容と介護に振り回される女たちの苦悩と、失われない希望を描く連作小説。

― BOOKデータベースより ―

老いた親を看る娘(長女)。

「友達母娘」だったからこそ、逃れることも許されず

助けを求めることもためらわれ、追い詰められていく。

母娘に遠慮はないですからね。

読みながら思いました。

(母親のわがままを許すの?そうだ、そうだ、もっと言ってやったらいい!)

私自身が悪魔に魂を売ってしまったかのように、毒が出るわ出るわ(T▽T)

2話の「ミッション」

女医の頼子は発展途上国へ行き、医療に邁進します。

山岳民の考える死。死生観の違いから戸惑う頼子。

国が違えば、言葉も慣習も違う。

そのことが、丁寧に書かれていました。

「長女たち」

命について書かれた全3話。

考えさせられました。


私も含め友達もみな、介助の真っ最中。

家族の形もそれぞれ違うものですからね。

お互いに近況を報告(グチともいいます)してストレス解消です。


「長女たち」

本屋さんでタイトルに惹かれ手にしましたが

心に響くことばかりです。

彼女たちと一緒に毒を吐き

読了後は(みんな、悩んでいるんだ)と少し気持ちが軽くなりました。

世の中の娘たち、ムリなくがんばりましょう(ΦωΦ)ふふふ・・・・