FC2ブログ

角田光代「森に眠る魚」

森に眠る魚
角田光代「森に眠る魚」2008年12月10日刊行 出版社 双葉社

東京の文教地区の街で出会った5人の母親。
育児を通してしだいに心を許しあうが、いつしかその関係性は変容していた。
――あの人たちと離れればいい。なぜ私を置いてゆくの。
そうだ、終わらせなきゃ。
心の声は幾重にもせめぎあい、壊れた日々の亀裂へと追い詰められていゆく。
凄みある筆致であぶりだした母親たちの深い孤独と痛み。
著者母子小説の衝撃作!

↑双葉社 オフィシャルサイトより

またまた、友だちにお借りして読みました<(_ _)>

読み終わって、思わず「分かるわ~」と言ってしまう母親はいるはずです。

子育て中は、公園・幼稚園(保育園)が小さな社会になってしまいます。

(あのお母さんって、なんて勝手なの?)

(でも、あのお母さんたちに、嫌われたら、孤立しちゃうなぁ~)

全てが小さな社会の中で起こっている。

周りを見る余裕が無いんですね。

今思えば、狭い社会で、もがきあがいて子育てをしていました。

「森に眠る魚」の母親たちも

もがきあがいて子育てをします。

小学校の「お受験」も子供のため。

それが一番良い事だと信じて。

それぞれの母親が疑心暗鬼に陥る様は

読んでいて、心が痛くなりました++

5人の母親も、最後は自分の足で立ち

それぞれの道へと歩き始めます。

ところで、男の人が公園デビューをして

家庭に入り、子育てをするとどうなるのでしょうか・・・。

こんなに、悩み苦しむことはないのでしょうか・・・。

きっと、子供の事となれば、父親も同じなんでしょうね*

心理描写はさすが角田さんでした。

0 Comments

Leave a comment