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読み終えた本


春になり、どの本を手にしても読みたいという気持ちにならず

少し焦ってきました。

こんな時は、エッセイがいいかな~と読み始めたのが

内田洋子さんの 『ロベルトからの手紙 』

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― 仕事で海外を飛び回る妻と離別した主夫。無職で引きこもりの息子と暮らす老母。 
   弟を想う働き者の姉三人。さまざまな家族の形とほろ苦い人生を端正に描く、大人の随筆集 ― BOOKデータベースより

内田さんの観察眼には、いつも驚かされます。

街に佇むひと、おしゃべりに夢中なひとたち。

また、寡黙な職人肌の男性など。

そこに物語があります。

内田さんは、ご自身の存在をフッと消して

目の前にいるひとたちを描きます。

おしゃべりしながら、スケッチでもしているの?と思ってしまいます。

今回も、存分に楽しむことができました。


書店の書棚で気になり手にした本。

長江 俊和 さんの『出版禁止 』

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― 社会の暗部を暴き続ける、カリスマ・ドキュメンタリー作家の「心中事件」。 
相手は、有名女優の妻ではなく、不倫中の女だった。
そして、女だけが生き残る。本当は、誰かに殺されたのではないか?
「心中」の一部始終を記録したビデオが存在する。不穏な噂があったが、女は一切の取材に応じなかった。
7年が経った。ひとりのルポライターが彼女のインタビューに成功し、記事を書き上げる。月刊誌での掲載予告。タイトルは「カミュの刺客」。
しかし、そのルポは封印された―。いったい、なぜ?伝説のカルト番組「放送禁止」創造者が書いた小説 ―
BOOKデータベースより

「裏切られた!! こんな経験二度としたくない!・・・・本仮屋ユイカ」

↑ うーん、帯のコピーに踊らされた気もしますが。

ラスト近く、気になった箇所があったので

ページを戻り再読。

(あっ!!) あることに気が付きました。

ネタバレになるといけませんので、曖昧なことしか書けませんが(・・;)

そして、伏線を回収。

(やはりそうだったか)という思いと同時に、背中がゾワッとしてきました。

恐ろしい。

読まれた方の考察も参考にしました。

みなさん、深く読まれていますね。おもしろく読了。


川口俊和さんの『コーヒーが冷めないうちに』

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 ― お願いします、あの日に戻らせてください。
過去に戻れる喫茶店で起こった、心温まる4つの奇跡 ―

とある街の、とある喫茶店の
とある座席には不思議な都市伝説があった
その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという

ただし、そこにはめんどくさい……
非常にめんどくさいルールがあった ― サンマーク出版さんの書籍詳細から

この作品は、最初は舞台劇だったんですね。

描写が細かく、読んでいる間に、いろいろな映像が浮かんできて

読んでいて楽といえば楽でした(='m')

過去に戻るためのルールも分かりやすく、無理がなかったように思います。

登場人物もあたたかくて、中には悲しい話もあるのですが

生きていれば、楽しいことや、うれしいことばかりではないので

それぞれの物語の展開・終わりにも納得でした。

「泣ける」 と帯で書かれると泣けない読者(私)なので

そこは、少し残念。

でも、川口さん、編集者さんの読んでほしいという気持ちは

十分伝わってくる作品でした。

第二弾 『この嘘がばれないうちに』 も読みたいと思います。


読書スイッチが入りました。

少しですけど・・・(;゜(エ)゜)